世界、しゃちく発見

28歳、理系サラリーマン、心の阿鼻叫喚

アメリカの人たちと働いて思うこと

おつかれさまです。

 

アメリカに来る前、会社では「アメリカは個人主義」「日本はチーム主義」ということを割と酸っぱく吹き込まれていました。

 

言葉面からは、「アメリカは自分の事以外興味がなくドライ」、「日本はフレンドリーでチームプレー」という日本よりアメリカの方がドライな印象を受けます。実際アメリカで現地の人達と働いてみると、確かに「個人プレー色」は強いように思います。

 

特に組織の段取りとかは弱い印象で、キーパーソンがあんまり周知せずに突然めっちゃ長いバケーションとったり、それで「彼がいないから進まない、う〜んどうしよう」みたいな感じによくなります。

 

実務的な部分は言葉通りの印象ですが、感情的な部分は全く異なります。彼らの人間関係は全くドライではなく、とてもフレンドリーです。確かに個人主義という言葉通り、必要以上に絡んではきません(ココけっこう重要)。しかし、こちらから質問したり、会話が始まるととても親切に対応してくれます。

 

この実務的な部分と感情的な部分がアメリカと日本では全く逆な気がします。日本は実務の段取りを優先して、個人の感情をシェアしないことが多く、成果を求める上司が部下をつぶすなんてよく聞く話ですね。「決められたことをきちんとやらなきゃダメだ!」という責任に強く縛られているように思います。

 

なので上記の定義は「アメリカは個人主義でフレンドリー」「日本は責任主義でドライ」とアップデートするとなんかしっくりきます。

(…後々考えたらドライって言葉はちょっと違うかな、フレンドリーの逆?シャイ?でもない、いい単語がない、って感じ)

 

で、実務的な効率はテクノロジーの進歩とともに改善されてきます。アイフォンのように突然現れて環境をガバッと変えてしまう、なんてことも起こりえます。しかし、人の感情的な変化はそうそう起こり得ません。かつて、実務や作業効率に優れた日本の産業がやがてアメリカに勝てなくなったのはこういう理由もあるのでしょうか。

 

昨今、各企業で「パワハラ撲滅、働きやすい環境」など叫ぶ声が聞こえてきますが、それは「ドライ(じゃないけど、今までのマインド)なままじゃやばい」ってのが表に出てきた結果なんですかね。その甲斐あってか、日本も「実務はテクノロジーを使って効率化して、個人の感情や意見を尊重しよう」、という会社が増えてきてると思います、実際にそこで働いてないので本当かどうかは知りませんが。ちなみに、うちの親会社もトップからの発信はありますが、あんまり現場まで落ちきてない印象です。

 

「責任」に縛られ続けた結果なのかは分かりませんが、日本人は(言われたことをキチンと実施するための)スキルがとても高いです、特にマルチプレイヤー:ひとつの専門とその周辺スキルをまんべんなく持ってる人が多い。その専門スキルもアメリカ人と同等レベル、こっち来て日本人すげぇなってなりました。まぁ上司の悪フリ「お前、明日からコレやれ!」に逆らえず習得していった部分も多いかと思いますが…

 

アメリカの人ってその仕事できないなら会社辞めるわって人も多いですし、お寿司、 

 

ただ、スキルはスキルなんで、このスキルと感情面でのアップデートが上手く噛み合えば日本の産業はまた復興していきそうな気がします。

 

とは言え、仮にうまくいっても20〜30年はかかりそうですが…、それだけ人の気持を変えるのはむずかしいと思います。

 

フトシ